君の夢は何でしょうか?
医者になって人の命を救うことでしょうか。それともスポーツ選手になって活躍することでしょうか。
憧れのサッカー選手やオリンピックの金メダリストなどは声をそろえてこう言います。「夢はあきらめなければ必ず叶う」と・・・。しかし、本当にあきらめなければ夢は叶うのでしょうか。
「ゆめ」と読むことができる漢字は「夢」以外に、実はもうひとつあることを知っていますか。古い言い回しになりますが「ゆめゆめお忘れなきように」と言ったりすることがあります。この「ゆめゆめ」をパソコンに打ち込んで変換してみてください。「努々」と変換されたと思います。「ゆめゆめ」とは「決して~」や「必ず~」という意味で、「一生懸命に努力して~してください」という意味を含んでいるのです。名詞の「夢(ゆめ)」と副詞の「努々(ゆめゆめ)」という違いはありますが、私には「夢」と「努」が関係しているように感じるのです。
そう、夢はただあきらめなければ叶うというものではないのです。地道な努力を続けた末に叶うものなのです。
小学生の君が抱いている将来の夢。それはプロ野球選手になることかもしれないし、医者になることかもしれません。しかし、それらの夢は何の努力もせずにただ願うだけで叶うものではないのです。日々の努力の積み重ねの先に、自分の力でつかみ獲るものなのです。
もうすぐ待ちに待った夏休みがやってきます。ようやく新型コロナウイルスの影響も少なくなり、プールやキャンプ、夏祭りなど本来の楽しい夏休みのイベントを十分に満喫することができそうです。
夏休みに勉強をすることは、そういった楽しいイベントに比べれば、辛くつまらない作業に思えるかもしれません。しかし、人の能力を伸ばす努力とはそういった作業を積み重ねることを指すのです。成功した人たちはみんな、この辛くつまらない作業を積み重ねてそれぞれの夢を実現させたのです。楽しいことだけをしてつかめる夢など存在しないのです。
その力を養うには、この夏休みという期間は絶好の機会なのです。この夏、個別指導のTOPSの夏期講習で君の学力を一気に高めよう。
もう20年以上前の話です。
当時中学1年生のA君が1学期の英語の期末テストで84点を取ってきました。他の教科は50点台ということもあり、この英語の80点以上という点数に、本人もお母様も大変満足をされているようでした。
しかし、私は一人危機感を抱えていました。というのは、中学1年生の1学期の英語は非常にやさしいので、最低でも90点以上は取って欲しいと思っていたからです。
そこで夏期講習前の保護者懇談で、数学だけでなくぜひ英語の夏期講習も受講して欲しいとお母様にお願いをしました。
最初は高得点を取っている英語の受講は見送ると言われていましたが、私の熱心な勧めに根負けする形で英語も受講していただけることになりました。
そして、その甲斐もあってかA君は2学期の最初にある夏休み明けテストで英語は100点を取りました。たぶん生まれて初めての100点満点だったと思います。
それ以後自信をつけた彼は、他の教科は相変わらずでしたが、英語だけはトップクラスの成績を取り続け、A君は現在・・・ある私立高校の英語の教師をしています。
そう、彼の人生は確実にあの夏期講習で変わったのです。
ようやく新型コロナウイルスの影響も少なくなり、今年はいくら時間があっても足りないくらいの短い夏休みになりそうです。しかし、私たち大人と違い、子ども達はこの短い期間であっても、あっという間に成長します。夏休みという貴重な期間に、その歩みを止めてはいいはずがありません。この地上に暮らす全ての草木、動植物がそうであるように、夏こそ成長の時なのです。子ども達にとって最も勉強に適した季節であり、夏休みこそ勉強しなくてはいけないのです。
夏休みという時間は無駄に過ごせばあっという間ですが、自分を成長させるには十分な時間です。そして、人生が変わる瞬間というのは、テレビドラマや映画のように突然向こうからやってくるものではなく、努力を続ける人間の地道な日常の中から生まれてくるものなのです。
夏休みは君が変わるために与えられた絶好のチャンスです。個別指導のTOPSの夏期講習は、そのために存在します。
夏期講習が終了したとき、君たちが手にしているのは「確かな学力」と「学習意欲」という名の最強のアイテムです。それさえ獲得できれば恐れるものは何もありません。きっと、君のこれからの人生を切り拓く最強の武器となるでしょう。
もちろん、自然と触れ合うのも大事、友情を育むのも大事です。それを否定するつもりはありません。ただ、君にとって勉強することはそれ以上に大事だと伝えたいのです。そして、どれだけ工夫しても時間が足りないというくらい充実した夏休みを過ごしてください。人はぬるま湯の中では成長しません。人を成長させるのは、「熱い」か「冷たい」かのどちらかなのです。
2つ下の妹が言った。
「お兄ちゃんがこんなに勉強するようになるとは思わなかった」
母親も言った。
「息子は変わった」
そして本人が言った。
「自分がこんなに勉強するようになるとは思わなかった」
毎年、夏休みに、個別指導のTOPSの中3生のほとんどが、人生で初めての受験勉強という壁に立ち向かいます。しかし、誰一人脱落することなく夏休みを完走します。
何か問題が起こったとき「知育偏重だ」とか「学力優先だ」というように勉強に対する批判を口にする人がいます。しかし、それは間違っています。スポーツにせよ、芸術にせよ、たとえそれが勉強であっても、一つのことに真剣に取り組んだ人が、成長こそすれ曲がってしまうなどということはあり得ないのです。事実、受験勉強に真剣に取り組んだ君たちの先輩は、真っ直ぐに成長していきました。彼らはこの夏休みという期間に志望校に合格するための学力と、少しのことでは折れないたくましい精神力を身に付けることができたのです。
夏休みという時間は無駄に過ごせばあっという間ですが、自分を成長させるには十分な時間です。そして、人生が変わる瞬間というのは、テレビドラマや映画のように突然向こうからやってくるものではなく、努力を続ける人間の地道な日常の中から生まれてくるものなのです。
高校受験は君が変わるために与えられた最大のチャンスです。残された半年を駆け抜けるための「力」を、個別指導のTOPSの夏期講習で手に入れよう!
それさえ獲得できれば恐れるものは何もありません。きっと君のこれからの人生を切り拓く最強の武器となるでしょう。
君たちは受験のために勉強するのではありません。受験こそが君たちのために存在するのです。自分自身を変え、大きく成長するための最大のチャンスなのです。
夏休みが始まると、全国の受験生が一斉に大学入試に向けて臨戦態勢に入ります。しかし、それは「高3生」だけに限ったことではありません。そもそも、受験生とは一体どんな生徒のことを指すのでしょうか。
高3生を受験生と呼ぶことが当たり前のように思われていますが、実は高3生であっても受験をしない生徒のことは受験生とは呼びません。つまり、受験生とは受験を目指す生徒のことを指す言葉なのです。逆に、
「受験直前の1時間」も「今の1時間」も、同じ1時間であることには変わりがありません。ところが、同じ1時間であっても、
なぜならば、学力とは積み重ねの上に成立する能力なので、積み重ねの土台の完成が早ければ早いほど、その上に積み重ねていけるものが増えていくからです。
スポーツに例えると分かりやすいと思います。大会の直前に、ヘトヘトになるまで練習を繰り返すアスリートがいるでしょうか。アスリートたちは、目標が大きければ大きいほど、より早く練習を開始します。なぜならば、彼らは練習が結果に結びつくためには時間が必要であり、早く練習を始めるほど、より効果的に成果をあげられることを知っているからです。学力も同じなのです。
青春まっただ中の君にとって、貴重な夏休みを勉強にあてるのは、苦しく、そして勇気がいることだと思います。しかし、高い壁を乗り越えようとするときには助走が必要です。十分に加速するための距離と時間がいるのです。そして、その助走をした者だけが、受験という壁を乗り越え、輝く未来へと到達することができるのです。
個別指導のTOPSの夏期講習は、まだ未来に向けて走り出していない生徒の背中をグイと押し、助走を始めた生徒には受験という壁を乗り越えるための跳躍力を提供します。そして・・・
最後に、共通テストを含めた大学入試は、全国の「受験生」との勝負です。それは実に公平な勝負と言えるでしょう。内申点は存在せず、高校別に基礎点が違うということもありません。すべての高校生が参加し、正々堂々と戦うことができる数少ない機会です。ぜひ、この貴重な機会に臆することなく全力で立ち向かってください。
